茶で酔った

高校のときのともだちの家(しかも実家)にとまりにいってきた。帰りが遅くなっちゃったから流れで、とか、その子の家の近くに用があるからというわけではなくて、最初から「泊まる」ということを前提にして行くっていうのが、なんだか中高生っぽくて良い。見た目はやっぱり大人っぽくなったけど、喋ってみるとあいかわらず。それもそうだ。卒業してから2ヶ月しか経ってないんだもん。それなりに女子っぽい恋愛話をしたり、かと思えば浦沢漫画や富樫漫画について熱く語ったり、わけもなく「シャーッ」「ニャンニャン」「ズビシッ」とかいう効果音を出しながらじゃれあって馬鹿みたいに笑ったり(シラフで)、そういうのがすごく楽しかった。

みんな高1のとき同じクラスだった子。だけど、いわゆる「いつも行動を共にしている仲良しグループ」というわけでもなく。いつも一緒にいる子は、別々にいた。だけど、仲良しでたまにこういう風に集まる。1年のときのクラスでは、別に誰といても自由な雰囲気っていうのが漂っていて、すごく心地よかったんだよね。

あした大学にいくのが、少し憂鬱だ。きっと、同じことを思うひとはたくさんだ。